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クレジットカードの種類
クレジットカードの種類
現在多大に普及している、クレジットカードには、様々な種類があります。
それには、買い物用のクレジットカードだけでなく、キャッシングのカードローン、クレジット機能付きのポイントカード、一部の消費者金融のカード等も含まれます。
ですから、日本国内だけでも、数百種類はあるでしょう。そのカードの分類も、自社カードや提携カード、単一目的か多目的型か、サービスの内容別など様々です。
ここでは発行機関(種別)別で分けています。つまり、「銀行系」「信販系」「流通系」「メーカー系」などといった分類で、分別してみました。
■銀行系クレジットカード
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銀行系のクレジットカードは、都市銀行や地方銀行、信用金庫や信用組合、相互銀行や労働金庫、JA(農協)やJP(郵便局)などが発行するクレジットカードです。
日本の銀行系クレジットカードの大手5社は、ジェーシービー(JCB)、三井住友カード(三井住友VISA)、ユーシーカード(UC)、三菱UFJニコス(DC、UFJ、NICOS)、シティカードジャパン(ダイナースクラブカード、シティカード)です。
■信販系クレジットカード
信販系クレジットカードは、信販会社(クレジット会社)が発行するクレジットカードです。
日本では、銀行系カードが原則として1回払い(マンスリークリア)であるのに対し、信販系クレジットカードは分割返済が認められているのが特徴です(1992年夏以降、日本の銀行系カードにもリボルビングシステムの導入が、2001年からは分割払いも認められました)。
信販会社には、オリエントコーポレーション(オリコ)、セディナ、ジャックス、ライフ、アプラスなどがあります。
■流通系クレジットカード
流通系クレジットカードは、百貨店、スーパー、専門店など、流通業者が顧客の組織化、固定化を図る手段として、主に自社グループ内で利用されることを目的として発行するクレジットカードのことです。
たとえば、イオンクレジット、OMC(セディナ)、セゾンなど多数あります。
■メーカー系クレジットカード
メーカー系クレジットカードは、メーカー系割賦販売会社やメーカー系金融会社が発行しているクレジットカードです。一般にメーカー系割賦販売会社(メーカー割賦)とは、家電、乗用車などの大手メーカーが、系列小売店に対して、クレジット販売の取扱いを行うために設立・運営している販売信用会社をいいます。
たとえば、トヨタクレジット、 日産クレジット、松下クレジット、東芝ファイナンスなどです。
■中小小売商団体系クレジットカード
中小小売商団体系クレジットカードは、中小商店が組織している、クレジット事業を行うための組合組織(中小小売団体)が発行しているクレジットカードです。
具体的には、日専連カード、日商連(NC)カードなどのことです。
■石油系クレジットカード
石油系クレジットカードは、石油会社が発行している、ガソリンスタンド用のクレジットカードです。これは、クレジットカードの元祖だと言われています。
たとえば、出光まいどカード、ENEOSカード、COSMOカードなど。
■その他のクレジットカード
その他のクレジットカードには、ホテル、旅行業者、航空会社などの自社カードがあります。一般に、自社カードとは、自社で与信し、発行する自社ブランドのクレジットカードのことをいいます。これに対し、小売店などが、クレジットカード会社や信販会社などと提携して発行する、自社ブランドのクレジットカードが提携カードです。現在、提携カードには、提携の仕組みや内容によって様々な種類があります。
なお、多くのカードはVISA、マスターカードと提携して海外でも利用できるようになっていますが、VISAインターナショナルやマスターカード・インターナショナル (ともに本部はアメリカ)は、クレジットカードの統括組織であって、カードの発行会社ではありません。